J2横浜FCに新加入したMFレアンドロ・ドミンゲス(33)が16日、横浜市内で行われた神奈川大との練習試合(45分×2本)に先発出場し、移籍後初の実戦で存在感を示した。

 後半28分まで73分間プレー。連係面には課題は残るが、何度も前線にスルーパスを通して決定機を演出した。「残念ながら得点には結びつけられなかったが、3つは決定的な仕事ができたと思う。普段の練習と違って、相手のいる試合はコンディションを戻すのにはすごく良かった。もう1週間、練習を積んで、試合につなげられればいい」。次節22日のV・ファーレン長崎戦(ニッパツ)で公式戦デビューとなる予定だ。

 ともに先発出場したFWカズ(三浦知良、50)も「レアンドロに関しては個人的な問題よりも、彼をどう生かすか、彼をいかに理解するかが必要だと思う」。11年の柏レイソル時代にMVPを獲得した実力を認めたうえで、選手間の理解度アップを求めた。

 試合は0-3で敗れた。