最年長プレーヤーがピッチ復帰へ、前進だ。北海道コンサドーレ札幌DF河合竜二(40)が2日、札幌ドーム屋外のホヴァリングステージでのミニゲームに参加した。8月23日に右太もも裏を肉離れし、別メニュー調整が続いていた。「疲れました。いいフィジカル(トレーニング)になりました」と心地よい汗をかいた。

昨年11月の試合中に左足腓骨(ひこつ)骨折、左足三角靱帯(じんたい)損傷の大ケガを負い、今季はリハビリが続いていた。6月に全体練習に合流も、再び筋肉系の故障に泣き、左ヒザ痛もあり離脱期間が長引いた。

ただし、じっくりリハビリに取り組めたことで「前回復帰した時よりコンディションはいい」と自信を持つ。リーグ戦は残り7試合。今季中の試合復帰が目標となるが「それはあまり考えていない。コンディションを1日1日上げていくだけ」と、焦らず出番に備えていく。