ベガルタ仙台がジュビロ磐田に0-2で敗れ、開幕からアウェー6連敗となった。前半19分、相手ゴールキックへの対応に遅れ、MFアダイウトンに抜け出され先制を許した。

34分には左サイドから縦へのスルーパスにマークが遅れ、FW中山に決められた。16位と順位を2つ落とし、渡辺監督は「つたない失点を繰り返していては勝てない。これぐらいで大丈夫、追いつけるだろうという感じじゃダメ」と厳しい表情を見せた。

前節のホーム広島戦で、自動降格圏を脱出し上昇ムードで迎えた一戦で、またしてもアウェーの壁に阻まれた。DF蜂須賀は「昨日(17日)、湘南がひっくり返したように、オレたちにもそういう力があると示そうと後半に臨んだが、前半から果敢さを出さないと」と無念さをにじませた。

22日のルヴァン杯柏戦、25日のJ1清水戦とアウェーが続く。この日は日本代表の森保監督が観戦。トゥーロン国際U-22日本代表に選ばれたDF椎橋は「代表というより、このチームを勝たせられないと世界で通用しない」と強い自覚を胸に、次戦に気持ちを切り替えた。【野上伸悟】