鹿島アントラーズがジュビロ磐田に勝利し、史上初のJ1通算500勝を達成した。

試合は磐田ペースで進んだが、先制したのは鹿島だった。前半29分、DF小池の左FKを、ニアサイドにいたMFレアンドロが頭でそらしてコースを変えた。これが不運にもゴール前にいた磐田の選手に当たり、オウンゴールで試合が動いた。

同40分には、MF白崎とのワンツーに抜け出して左サイドを駆け上がった小池が、ダイレクトで左足を振り抜きゴールを狙った。放物線を描いたボールは磐田GKカミンスキーが伸ばした両腕を通り越し、ファーサイドネットに突き刺さった。

後半は両チームともチャンスを作ったが決めきることはできず、そのまま試合終了。磐田は鈴木秀人監督のリーグ戦初陣を勝利で飾れなかった。

スペイン1部バルセロナ移籍を決断した鹿島MF安部は後半29分から途中出場した。