横浜FCのFWカズ(三浦知良、52)の要望が実現する。

今季J1で戦う横浜FCの全選手が12日、ホームタウンである横浜市役所を訪問し、林文子横浜市長らと対面した。

昨年12月、カズはJ1報告で横浜市役所を訪問した際、林横浜市長に、雨天の際にサポーターがぬれることをおもんぱかり、ホームのニッパツ三ツ沢球技場に屋根設置の協力をお願いしていた。

この日、林横浜市長は、カズの屋根の要望を挙げ「やらせていただきます」と明言した。今年度の予算として議会に提出する予定で、横山正人横浜市議会議長が「今日集まっている議員は過半数を超えてますので、間違いなく議案は通ると確信しているところでございます」と続けた。

ホームスタジアムの改修も前進する中、カズは「チームも順調にここまで来ましたし、16日のルヴァン杯をいい形で全員で迎えられたらいいなと思います。ルヴァン、開幕戦で勝って勢いを付けて、ベスト10入りを目指して1年間、精いっぱいやります」とあいさつした。

カズは1月に左臀部(でんぶ)の痛みで和歌山キャンプは別メニュー調整を続け、宮崎キャンプで復帰も6日の練習中に離脱。現在は別メニュー調整を続けている。