新型コロナウイルスの感染拡大の影響で2月下旬から公式戦中断中のJリーグは19日、各クラブとウェブ会議を実施し、今季はJ1とJ2で降格チームをなくすことで基本合意した。

全日程の75%以上の試合を消化できた場合、J2、J3ともに上位2チームは自動昇格。今季18チームのJ1は来季20チームで臨み、4チーム降格として22年シーズンは18チームに戻すことになる見込み。仮に実施試合数が同75%を下回った場合は、昇格クラブなしとする模様だ。

Jリーグは4月3日の再開へ向け態勢を整えているが選手、スタッフ、サポーターらの安全を十分に確約できるか難しい状況で、4月17日や5月上旬再開に再延期の可能性もある。再延期となれば日程面の大幅な見直しを迫られる可能性があるため、昇格プレーオフの日程が確保できない場合や、変則日程で競技、運営面で公平性が保てない場合も考慮し、昇降格についての議論を行ってきていた。