J1横浜F・マリノスが16日、選手発案のオンライン配信イベント「Stay Home with F・マリノス」を4月18日に開催することを正式発表し、主将のMF喜田拓也(25)とMF大津祐樹(30)が開催への思いを語った。

2人はオンライン会議システムで取材に応じた。喜田は、中心となって話を進めた大津をはじめ、チームメートたちが主体的に行動を起こしたことに感謝し「実現にむけては、みんなの思いが大事でした。サッカー選手として、ピッチ外の取り組みでも価値を示せる場。どういう働きかけや行動ができるかは、それこそ行動力だったり、チーム力が試されていると思う」と話した。

大津も「できることをやりたいという選手が多くて、同じ気持ちをもって進められたことがよかった。ピッチ外で協力できることを探すのはプロとして当たり前だと思うし、むしろこうした取り組みはマストでやるべきだと僕は思っています」と力を込めた。

イベントはインスタグラムのクラブ公式アカウントを使い、選手がそれぞれの自宅から交代でインスタライブに生出演する。トークセッションのほか、6~8人の各グループに分かれてのゲームや料理での対決、ストレッチや筋力トレーニング講座も行う予定。選手にも他グループのイベント内容は詳しく知らされていないといい、大津は「僕らもサポーターと同じように視聴者として参加できるので楽しみです」と話し、喜田は「その時のイベントにいない選手でもコメントで参加できるので、そのあたりは見どころかなと思います」とPRした。【松尾幸之介】