J1清水エスパルスは18日、静岡市内で約1時間の練習を行い、19日の横浜戦(アイスタ、午後7時)に備えた。

昨季まで横浜のヘッドコーチを務めたピーター・クラモフスキー監督(41)にとっては古巣対決。指導者として長年にわたりコンビを組んできた、敵将・ポステコグルー監督(54)と相まみえる。

クラモフスキー監督は「試合に私的な感情は挟まない」と前置きした上で「(ポステコグルー監督は)世界最高の監督の1人」と話した。攻撃を持ち味にするチーム同士の戦いだけに「エンターテインメント性が高い試合になるだろう。ボールをキープして、相手に仕掛けていきたい」と力を込めた。

現在チームは5戦負けなし(2勝3分け)。J1通算400勝と同1300得点まで、ともに残り「1」に迫っている。昨季王者からメモリアルな勝利をつかむ。【古地真隆】