川崎フロンターレは柏レイソルと引き分けた。無敗継続で首位はキープしたが、今季5度目の引き分けで足踏みとなった。

今夏、東京五輪日本代表のMF田中がデュッセルドルフへ、MF三笘がブライトンへ移籍した。主力を欠いた川崎Fは決定力が下がり、後半17分に相手DFが退場した後も、数的優位を生かせなかった。

後半途中からMF長谷川に代わって左MFに入ったFW宮城は、ポスト直撃を含めて約30分で3本のシュートを放った。ドリブルでの突破やカットインからのシュートなど、攻撃のアクセントとしてこの日最も得点の匂いを感じさせた。

川崎F下部組織出身で、三笘の4学年後輩にあたる。「自分がこれからやるポジションは、薫さん(海外移籍した三笘)がいたポジション。圧倒的な存在感を放っていた、尊敬する先輩。薫さんみたいにはいかないので、自分の色を出してチームに貢献できたら」と話した。