鹿島アントラーズDFブエノ(26)が9日、11日のホームでのアビスパ福岡戦に向けオンライン取材に応じ、リーグ戦の3位以内を目標に掲げた。

今夏、期限付き移籍先のブラジル・アトレチコ・ミネイロから鹿島に復帰。センターバックでは、DF犬飼智也が5日のルヴァン杯・名古屋グランパス戦で左太ももの筋肉を損傷し全治6週間の診断を受けた。東京五輪代表のDF町田浩樹もルヴァン杯を欠場しており、主力のセンターバック2人を欠く非常事態だ。復帰したブエノが先発する可能性も高い。ブエノは「厳しい状況かもしれないが、全員、準備しているしコミュニケーションもしっかり取っている。こういう状況をみんなでリカバーしようと考えている」と話した。

16歳で来日し、千葉国際高を経て14年に清水エスパルスでプロ生活をスタートさせた。日本語も堪能だが、取材ではポルトガル語。日本食はラーメン、納豆がお気に入りだ。ブラジルでプレーし、再び鹿島に戻り「アントラーズは人として選手として成長させてくれたクラブ。愛着もありますし、家に帰ってきた感じ」と話す。選手や監督、スタッフも入れ替わり「全体的に若いチームになったなと言う印象」と話す。リーグ戦に向け「今は3位に食い込める状況。リーグではトップ3でしっかり終わるのが目標、しっかり達成することができれば」と話した。