鹿島学園(茨城)は試合終了間際の失点で前橋育英(群馬)に惜敗した。

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序盤から攻め込まれたが、4-4-2のブロックを敷いて丁寧に守り、前半は0-0で折り返した。

しかし後半17分、右クロスから失点。それまで決定的な場面は少なかっただけに、一瞬の隙を突かれた痛い失点となったが、これでは終わらなかった。

後半22分、ゴール前の混戦を抜けた鹿島学園MF林結人(2年)が、左サイド角度のないところからシュート。DFの間をコロコロと通り抜けたボールは、ゴールに吸い込まれた。

試合は再び振り出しに。両者1歩も譲らない展開が続いたが、後半39分、前橋育英に再び同じサイドを崩されて、勝ち越し弾を許した。

鹿島学園の鈴木雅人監督(46)は「前半は粘って、粘って、後半も粘りずつ、だった。(同点後)残り時間も少なかったので、なんとかPK戦まで行けたらと思ったけど、最後の詰め、勝負に対する甘さ、前橋育英さんの最後の鋭さをあらためて実感した」と、勝負強かった相手チームをたたえた。

DF渕伸平主将(3年)も「ポゼッションサッカーで圧倒された。失点してしまい、すぐに追いついたけど、そこで油断してしまったところもあったと思う。勝負弱さが出てしまった」と話した。

ただ、鹿島学園の割り切った戦いぶりは、敵将も予想外できなかった。前橋育英の山田監督は試合後、「もう少し鹿島学園もポゼッションをするかと思ったけど、ブロックを敷いてカウンター狙いで来たので、泡を食った部分もあった」と明かした。

4年前の王者をギリギリのところまで追い詰めた鹿島学園。ただ、ベスト8にはあと1歩届かなかった。

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