新潟レディース(L)はリーグ後半戦初戦、アウェーで長野と対戦し、2-2で引き分けた。
前半5分にMF山谷瑠香(27)がCKから先制ゴール。後半、長野に1-2と逆転を許すが、試合終了間際のロスタイムにFW児野楓香(24)が劇的同点弾を決めた。敵地で勝ち点1をもぎ取り、順位を8位と1つ上げた。
「何が何でも点を取らなければ」。後半37分から途中出場の児野は強い気持ちでピッチに立っていた。「足を振ったら入りました」。右サイドから逆サイドに回り込み、相手GKの位置を確認。「シュート練習で繰り返した形だった」とこぼれ球に反応し、左足を振り抜き、今季初ゴールを奪った。
昨季はなでしこリーグ1部で14試合出場し、6得点を挙げたストライカーも、今季前半戦はゴールから遠のいていた。1月31日からの静岡キャンプ直前に左足首を痛めて約1カ月、思うようにトレーニングもこなせない日々が続いた。前週からチーム練習に合流したばかりだった。「前半戦は1点も取れなくて悔しかった。途中で(試合に)入るなら流れを変える選手でないといけない」。1点を追う状況で出場し、意地のゴールだった。
次節は20日、デンカSで6位の大宮と対戦する。「ホームなので見に来てくださる方々と喜び合いたい」。勢いそのままにホームで勝ち点3を奪い、チームを上昇気流に乗せる。【飯嶋聡美】



