鹿島アントラーズで背番号「10」を背負うMF荒木遼太郎(20)が19日、宮崎キャンプでオンライン取材に応じ、今季の目標に「10得点10アシスト」を掲げた。

21年は36試合10得点と躍動したが、昨季は腰椎椎間板ヘルニアで長期離脱。13試合で1得点にとどまった。オフ期間中は有酸素運動に励み、自主キャンプも敢行。「今年はチームに貢献したい。去年果たせなかった10得点10アシストを目標にしながらやりたい」とし、「そのためにはもっとゴール前に入って、ゴール前のアイデアをもっと出していけば目標を達成できる」と意気込んだ。

チームとして、岩政大樹監督から攻守における強度を求められている。「スプリントは苦手」と話すが、練習から背後へのランニングの部分を意識して取り組んでいるという。パリオリンピック(五輪)世代で、来年はその舞台が控える。「東京五輪もテレビで見ていた。パリは自分たちの世代なので。世界で自分たちの世代の人と戦える大きな大会。そこは絡んでいけるようにしたい」と気合。大目標のA代表にも「まずは自分たちの世代から選ばれるように頑張りたい」と目を向けた。