U-20関東大学選抜はPK戦の末、5-3でU-18日本代表を下し初制覇を決めた。U-18パラグアイ代表に代わり出場し、3戦全勝(2試合がPK勝ち)。多くのJリーガーを輩出する関東大学サッカーのレベルの高さを見せつけた。2連敗の静岡ユースは、U-18韓国代表に3-1で快勝。最後は意地を見せた。

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静岡ユースが「意地の1勝」をつかんだ。勝利だけを目指して臨んだ最終戦で、U-18韓国代表を撃破。鷲巣延圭監督(42)は「積極的にプレーし、ハードワークもしてくれた。戦う姿勢を見せられた良い試合だった」と目を細めた。

待望の1発で“流れ”が変わった。0-0の前半33分、ゴール前のこぼれ球にMF高田優(静岡学園3年)が反応。1トラップから左足を振り抜いた。今大会3戦目で生まれたチーム1号。「ずっと点も取れてなかった。焦ったけど、決められて良かった」と笑顔で駆けだすと、駆け寄る仲間にも笑みが広がった。

一時は同点とされたが、後半16分にFW遠野翔一(藤枝明誠3年)がネットを揺らす。「高田が点を取ってくれて『やるぞ』と、もう1度チームの士気も上がった」と左足で追加点。同31分にはMF菅原太一(浜松開誠館3年)も狙い澄ました左足ミドルで続き、3発快勝で締めくくった。

これでチームは解散。今後は所属する各チームに戻り、高円宮杯や全国選手権県大会などに臨む。遠野は「この経験をチームに帰ってどれだけ還元できるか。積極的に伝えて、より良くしていきたい」と話した。【前田和哉】