日本サッカー協会が、天皇杯で浦和レッズの一部サポーターが暴力や破壊行為に及んだ騒動に対する処分を協議するため、臨時の天皇杯実施委員会と理事会を来月初旬にも開くことが22日、分かった。
浦和のサポーター暴徒化騒動の経緯は以下。
◆8月2日 天皇杯4回戦・名古屋戦(CSアセット港サッカー場)で浦和が名古屋に0-3で完敗。100人以上の浦和サポーターが、名古屋サポからのやじなどを起因に激高し、緩衝帯を突破。名古屋の応援エリアに侵入して横断幕を引き剥がし、警備員を突き飛ばす暴動を起こし、愛知県警まで出動する騒ぎに。
◆同3日 浦和がサポーターの処分を発表。立ち入り禁止エリアへの侵入を主導したサポーター31人に9試合、リーダー1人に16試合の入場禁止。侵入したサポーター45人を厳重注意。
◆同5日 田口誠社長と須藤伸樹マーケティング本部長がオンラインで会見。処分について、「立ち入り禁止エリアの侵入での処分」とし、「横断幕に損傷を与えたが暴力をふるっていないという判断」と発言。
◆同9日 日本サッカー協会の田嶋会長が「(暴力に)相当するものがあるということは上がってきている」などと発言。
◆同16日 浦和が「新たな違反行為」として暴力行為を認めて発表。<1>暴力行為(警備員を押し倒したり、相手サポーターの胸倉をつかむなど)12件、<2>威嚇行為(相手ゴール裏付近で罵声を浴びせたり、挑発など)6件、<3>危険行為(ペットボトルの投げ込みや、相手ゴール裏に侵入など)8件、<4>破壊行為(緩衝柵を破壊するなど)12件、<5>その他違反行為(相手サポーターの横断幕を破損させようとした)2件。



