全日本大学女子サッカー選手権(インカレ)の北信越予選(8日開幕、石川・北陸大フットボールパーク)に、創部1年目の新潟経営大が初挑戦する。4チームのリーグ戦で上位2チームがインカレ出場権を手にする。攻撃の要はMF松崎瑞穗(1年=山梨・日本航空高)。初参戦で優勝した新潟県女子リーグで得点ランクトップタイの9得点をマークした決定力でチームをインカレ初出場に導く。

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「インカレに出たい」。松崎は強い意欲をストレートに表現した。創部1年目で臨んだ県女子リーグ。圧倒的な攻撃力で5勝1敗で目標としていた優勝をいきなり果たした。9月18日にリーグが終了したが「常に(インカレの)北信越予選が迫っているという緊張感を持って練習してきた」と気持ちを高め続けている。

県女子リーグでは6試合で9得点をマーク。開幕2戦目から5戦連続ゴールを決め、同僚のFW榎本真希(1年=新発田農)と並んで得点ランキングトップだった。右サイドハーフからカットインと、裏への抜け出しから数的優位を作り、シュートを打った。「GKとの1対1は苦手だった」と言ったが、稲葉旬監督(30)のアドバイスでゴールマウスから目を離さないことを意識。試合を重ねながら調子を上げ、結果を残した。

日本航空高では2、3年時にチームが全日本高校女子選手権に出場したものの、松崎はベンチ登録を外れた。その悔しさが今の原動力。練習後、毎日の自主練習を欠かさず、自宅に戻ると午後10時を過ぎる。稲葉監督は「裏を狙う動きで相手のラインを下げさせる。攻撃の要」と評価。チームへの貢献度は大きい。インカレ出場のビッグチャンスに、覚悟がある。「全勝してインカレに出る。そのためにも点を取る」。松崎は表情を引き締める。【斎藤慎一郎】

◆松崎瑞穗(まつざき・みずほ)2004年(平16)7月13日生まれ、東京都出身。6歳からサッカーを始め、東京・拝島中では府ロクレディースに所属。山梨・日本航空高では2年の県新人戦で準優勝。憧れの選手は元ブラジル代表DFマルセロ。MF。155センチ。