モンテディオ山形は12日、プレーオフ進出に向けて市内で練習。実戦形式のミニゲームやポジションごとに分かれてシュート練習を行った。前節栃木戦では2-0と快勝し8位に浮上。6位以内が進めるプレーオフ圏内まで勝ち点3に迫った。今季、4月の4試合を除く全試合出場中のMF小野雅史(27)が、実戦を意識したプレーや声がけでチームに気合を注入した。
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山形の試合ではいつも「勝利で未来をこじあけろ」と書かれた横断幕が掲げられている。前節栃木戦ではその言葉通り、クリーンシートで貴重な勝ち点3を手にし、プレーオフ進出に向けて大きく前進した。そんな中、小野は38試合中34試合に出場。さらに、ほとんどがフル出場とチームの大黒柱的存在だ。主に左サイドバックを担い、左ウイングとの連係に重きを置いている。「個々の特徴をどう生かすかを常に考えている」と選手に合わせて臨機応変に自身の戦術を変える。
栃木戦では左ウイングとしてFW宮城天(22)が9試合ぶりに出場し、後半8分、貴重な追加点をチームにもたらした。小野は「(宮城は)技術だけではなく、ポジショニングも良いので任せられたし合わせやすかった」と今季3試合目の出場となった宮城を高評価。守備の強度やスプリント数の向上にも手応えを実感。あうんの呼吸で勝利へ導いた。
次節は22日、アウェーで最下位金沢と対戦する。今季も残り4試合。小野は「全勝しなくてはいけない状況だが、今意識しているのは金沢戦のみ。一試合に全てぶつけることを4回重ねます」と一戦必勝での全勝を誓った。絶対に負けられない戦いにチーム一丸で立ち向かう。こじあけた先の未来はすぐそこだ!
○…10日に50歳の誕生日を迎えた渡辺監督のセレモニーが行われた。写真付きの特注ケーキを手に「ついに大台に乗った…」と苦笑い。それでも「これからが楽しみでワクワク、ドキドキしています」と笑顔を見せた。幼い頃からサッカーに打ち込んでいた渡辺監督は、祝日の10日は練習や試合が通常。だが、今年はチームの休養日と重なり、誕生日当日を家族と一緒に過ごしたという。「ここまでサッカーに携われていることに感謝しています。結果を出して、素晴らしい仲間と未来をこじあけたいです」と意気込んだ。



