J1アビスパ福岡の長谷部茂利監督(52)が16日、福岡市のクラブハウスで取材に応じ、今季総括を行った。
来年の5年目指揮は、堅守速攻の“マイナーチェンジ”で挑む。
来季のスタイルへは「新たなチャレンジはない。アレンジは大事だが、大きく変わることはないと思う。ある程度同じ選手なので、変わりようがない」と話し、これまでの積み重ねをベースにプラスアルファを加えて行く。
特に目立った失点の多さを改善しつつ、ポジショニングやボール支配率の向上などで、複数得点が奪える形を目指す。
選手起用に関しては「勝ち点を取るために、選手が活躍できるようにすることが優先順位」といい、選手の出入りがあっても、与えられた戦力で、モットーの「勝ち点を取れるのがいい監督」を追求する。
クラブが掲げる「アビスパスタイル(試合をコントロールするため高いボールポゼッションと、組織的かつ主導権を持ったゾーンコントロールを実現し、ゴールすることを全ての判断基準に優先して攻撃的にプレー)」には「100段のまだ1段。まだまだ、そこには近づいていない」と言うが、着実な進歩は見せてきた。
想いは、アジア・チャンピオンズ・リーグ(ACL)へも向いている。「近い将来(ACLの)立ち位置に行けたらという思いはある。夢や希望ではなく、そこに対する準備をして行かないといけない」と意気込んだ。
今季は、クラブ史上初の7位フィニッシュで、ルヴァン杯も初優勝し、天皇杯も4強入り。辰(たつ)年の来季は、竜のごとく、さらに天高く舞い上がる。



