Jリーグには多くのダービーが存在している。4月2日に東京ヴェルディ対FC東京の東京ダービー、川崎フロンターレ対湘南ベルマーレの神奈川ダービーが行われたが、5日には横浜F・マリノス対東京Vのナショナルダービー(伝統の一戦「クラシコ」)を迎える。

ダービーとは、プロサッカーのリーグ戦で同一地域を拠点とするクラブ同士の試合のこと。そして「クラシコ」とはスペイン語で「古典的な」という意味。同一地域ではないが、長くライバル関係にあるクラブ同士の一戦をそう呼んでいる。

例えば多摩川を挟むFC東京対川崎F戦を「多摩川クラシコ」と呼び、Jリーグ発足から32年間J1リーグでともに戦い続ける横浜と鹿島アントラーズの試合は「The CLASSIC」と銘打たれて盛り上げている。

このような試合では、クラブの歴史に触れるようなイベントが試合に併せて開催されることが多い。ファンにとってはその背景を知れば、より試合の味わいが濃いものになってくる。

そして今回の横浜-東京Vのクラシコでは、主催する横浜が記念イベントを開催。1993年のJリーグ開幕戦を戦った当時の監督、松木安太郎さんと横浜OBの水沼貴史さんの“レジェンド”がゲスト参加し、横浜アンバサダー波戸康広さんとの3人で伝統の一戦についてトークショーを実施する。

また、試合来場者には今回のクラシコのキービジュアルをあしらったステッカーが配布される。

両チームに目を向ければ、横浜はアジアチャンピオンズリーグ(ACL)エリートで準々決勝進出を果たし、4月26日(日本時間27日朝)にはクリスティアーノ・ロナウドを要するアルナスル(サウジアラビア)と対戦する。それに伴い、昨年同様に過密日程も影響しており、直近は2連敗。J1では勝ち点を伸ばせず20チーム中19位と低迷している。

対する東京Vも、2日のFC東京戦は後半44分に追いつかれ、2試合連続のドロー。思うように勝ち点が伸びず15位と苦戦している。

ともに危機感を持っており、必然的に球際の攻防は激しく、熱い試合となりそうだ。

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