日本代表MF久保建英(19)の来季のプレー先であるスペイン1部ビリャレアルは今季、レギュラーが予想される選手の獲得費用の合計がわずか7300万ユーロ(約91億2500万円)、メンバー全体でも1億1500万ユーロ(約143億7500万円)だとスペイン紙アスが16日に伝えている。

メンバーの中で最も獲得費用が高いのはスペイン代表FWの2選手。パコ・アルカセルが2500万ユーロ(約31億1250万円)で、ジェラール・モレーノが2000万ユーロ(約25億円)となっている。久保の期限付き移籍の手数料は250万ユーロ(約3億1250万円)だった。

レギュラー候補以外の獲得費用は約4200万ユーロ(約52億5000万円)。またビリャレアルは選手の育成に非常に定評があり、レギュラーのパウ・トーレスの他、マリオ・ガスパール、トリゲロス、ジャウメ・コスタ、キンティジャー、シャクラ、ラバ、ミゲロン、ペドラサは下部組織出身の選手である。

今季のレギュラー予想の獲得費用

▽GK

アセンホ 500万ユーロ(約6億2500万円)

DF

ルベン・ペーニャ 800万ユーロ(約10億円)

アルビオル 400万ユーロ(約5億円)

パウ・トーレス 無料(下部組織出身)

アルベルト・モレノ 無料

▽MF

コクラン 650万ユーロ(約8億1250万円)プラス出来高200万ユーロ(約2億5000万円)

パレホ 無料

久保建英 250万ユーロ(約3億1250万円)

チュクウェゼ 50万ユーロ(約6250万円)

▽FW

パコ・アルカセル 2500万ユーロ(約31億1250万円)

ジェラール・モレノ 2000万ユーロ(約25億円)

(高橋智行通信員)