バルセロナが29日、スペインリーグ第11節でオサスナとホームで対戦し、4-0で快勝した。ロナルド・クーマン監督(57)は試合後、記者会見に出席し、オサスナ戦を次のように振り返っている。

「勝つことが重要だ。なぜなら我々はそれを必要としていたからね。年末までに6試合あるので、リーグ優勝を目指して勝利したい。我々にはチャンスがあったし、ゴールを決めることができた。とても満足しているよ。オサスナは守備がよかったし、我々は彼らのエリアでプレーする必要があったが、いいリズムでボールを持つことができた」と分析した。

この試合でゴールを決めたグリーズマンについては「とても良かった。自由にプレーしてアシストを記録し、スーパーゴールを決めてくれた。あれが我々の望む選手だ。彼は戦い、ハードワークし効果的だった。彼は変わっていないし、いつも全力で取り組んできた。しかし今日はその動きにより、いつも以上にスペースがあったかもしれない。そしてゴールは彼に自信を与えてくれる」とパフォーマンスを称賛した。

メッシがゴールを決めた際、25日に死去したマラドーナ氏を追悼するため、ユニホームの下にニューウェルズ・オールドボーイズ(アルゼンチン)の10番のユニホームを着用していたことについては「メッシがあのゴールパフォーマンスを準備していたことは知らなかった。すてきなジェスチャーだったし、素晴らしい瞬間だったよ」と言及している。

メッシは13歳の時の00年にバルセロナの下部組織へ入団する前、ニューウェルズ・オールドボーイズの下部組織に所属。マラドーナ氏も選手時代の晩年、93年からの1年間、同クラブでプレーしていた。(高橋智行通信員)