オランダサッカー協会は4日、ルイス・ファンハール氏(69)が同国代表の監督に就任すると発表した。3度目の“登板”となる。オランダ代表は今夏の欧州選手権決勝トーナメント1回戦でチェコに0-2で敗れ、デブール監督の退任が決定。後任を選定していた。

ファンハール氏は「オランダ代表のフットボールは常に私の心の近くにあり、ナショナルチームを指揮することは、我が国のフットボールを進化させる重要なポジション。そして代表チームを率いることは名誉なことだ」などと声明を発表。すでに何人かの選手と話をしており「ともに仕事ができるのを楽しみにしている」と意欲を見せた。

アヤックスやバルセロナ、バイエルン・ミュンヘンなどで数々のタイトルを獲得したファンハール氏は14~16年にマンチェスター・ユナイテッドを指揮。その後、19年に監督業からの引退を発表していた。今回はマンチェスターU時代以来の指揮官復帰となる。