インテル・ミラノは17日、デンマーク代表MFクリスティアン・エリクセン(29)との契約を、相互の同意のもとに解除した。

エリクセンは今夏欧州選手権の試合中に心停止状態となり、現在は植え込み型除細動器(ICD)をつけ、デンマークでトレーニングを再開している。

ICDをつけてのプレーがセリエAでは認められなかったため、エリクセンはイタリア国外のクラブへの移籍を目指し、調整を続ける見通し。

インテルは公式サイトに「永遠にネラズーリ(黒と青=インテルのチームカラー)」というエリクセンへの惜別のメッセージを掲載。「インテルとクリスティアンが別の道を歩むことになったとしても、我々のきずなは強固でいつまでも変わることはありません。ここでの素晴らしい時間、ゴール、勝利、サンシーロの外でファンと優勝を喜び合ったこと、すべてがいつまでもネラズーリの歴史に刻まれます。幸運を、クリス!」などと記した。