日本代表MF三笘薫(26)が30日、所属するブライトンでの公式戦全日程を終えて帰国して、都内で会見を開き、昨年出場したカタールワールドカップ(W杯)を挟んでのシーズンを振り返った。

三笘は同大会でドリブルから多くのチャンスを演出し、大きな注目を浴びた。一方で決勝トーナメント初戦のクロアチアとのPK戦では、キッカーを務めるもゴールを外し、悔しい思いもした。

そしてその思いをバネに1月以降のリーグ戦での活躍につなげた。「W杯が途中であったことで、リーグ戦が2つに分かれるので、メンタル的にはいったん集中して、新たに作り直してってできてよかった」と変則的なシーズンについて語った。

さらに「代表前から(ブライトンで)少しスタメンで出始めて、W杯で少し存在感を出して、その後だったので、悔しい思いをして、ここから頑張るぞっていう感じだったので、メンタル的にはうまく作りやすかったのは正直なところ。シーズン長かったですけど、問題なくやりました」と続けた。【佐藤成】