バルセロナのフリック監督(60)が土壇場で勝利を飾ったジローナ戦後、「2枚目はなぜ出されたのか分からない」と退席処分になった理由について言及した。
バルセロナは18日にホームで行われたスペインリーグ第9節でジローナと対戦した。立ち上がりから試合の主導権を握り、前半13分にペドリが先制点を決め、幸先の良いスタートを切る。しかし、すぐさま同点弾を浴び、スコアが動かないまま後半アディショナルタイムに突入した。
引き分け濃厚となる中、終盤に投入されたアラウホが決勝点を記録し、2-1の劇的勝利を収めた。これにより暫定ながらレアル・マドリード(19日にヘタフェと対戦)を勝ち点1上回り、首位に立った。試合後、フリック監督が記者会見に出席したもようをスペイン紙マルカが伝えた。
フリック監督はまず、終盤に退席処分になった理由について、「誰にもそのようなことはやっていない。最初のイエローカードではデ・ヨングに拍手を送り、2枚目はなぜ出されたのか分からない。私は誰にもそんなことは決してしないし、主審に対して何も言っていない。私は自分のチームを鼓舞するために拍手しただけだ。今はクラシコでベンチ入りできないことについては考えていない。主審は私と話すことを望まず、立ち去った。私はそれを受け入れる。彼が主審だ」と説明した。
ラッシュフォードに対するビトール・レイスのチャージでPKの笛が吹かれなかったことと、クバルシのゴール取り消しについては「主審が判定を下し、VARもある。主審がピッチで判定する。もし私と話したくないなら、それは彼の判断だ」と話した。
1-1の同点だった後半途中に交代したヤマルのコンディションについては「問題ない。60分ほどプレーさせると決めていた」と言及した。
前線でプレーしたアラウホについては、「出場する前に『あのポジションでプレーできると思うか?』と彼に聞くと、『できる』と言ってくれたんだ。彼のゴールがとてもうれしいよ。いつも心を込めてプレーしている」とFWで起用した経緯を明かした。(高橋智行通信員)

