レアル・マドリードのフランス代表FWエムバペ(27)がブラジル戦の前日、「間違って右膝を検査されたというのは誤報だ」と、負傷していた左膝の検査で誤診があったという報道を完全否定した。

フランスは26日にアメリカでブラジルと親善試合で対戦する。エムバペがこの一戦の前日、記者会見に出席したもようをスペイン紙アスが伝えた。

エムバペは昨年12月のセルタ戦以降、慢性的に左膝に問題を抱え、欠場と復帰を繰り返してきた。そして17日のマンチェスター・シティー戦で公式戦6試合ぶりに戦列復帰し、代表チームに参加するまでに至っている。

しかし24日、エムバペの左膝の回復プロセスで大きな問題があったとさまざまなメディアに大々的に報じられた。まずフランスのラジオ局RMCのジャーナリスト、ダニエル・リオロ氏が、「マドリードで誤診があった。エムバペは不満を露わにし、かなり怒っていた」とRマドリードの医療部門に重大なミスがあったことを指摘した。

スペインのラジオ局カデナ・コペのミゲル・アンヘル・ディアス記者はこの報道を確認し、「Rマドリードは最初の診断で膝を間違えた。左膝ではなく右膝を検査してしまった」と初期診断で致命的なミスがあったことを伝えていた。

このような報道が飛び交う中、エムバペは代表チームの記者会見で膝の状態に関する質問を受けると、「僕は人間としても選手としても、後悔を抱えながら生きてきたことはない。今とすぐ先の未来を見据えている。今の調子は良好で、特に膝の調子が良いのは僕にとって重要だよ。それは僕の体調をしっかりとケアしてくれたクラブのおかげでもある。ここにいられること、ベストコンディションで試合に出場できることを本当にうれしく思う」と問題なくプレーできる状態にあることを強調した。

膝の検査で誤診があったという報道については、「間違って右膝を検査されたというのは誤報だよ。もしかしたら僕にも間接的な責任があるかもしれない。情報を伝えなければ噂は生まれるもので、それもサッカーの世界の一部だからね」と完全否定した。

続けて、「クラブとは常にかなり明確なコミュニケーションを取ってきた。僕たちは今、シーズンの佳境を迎えている。自分が離脱している間もチームが勝ち続けてくれることを願っていたし、実際にそうなってくれたのでとても嬉しいよ。1月初めにけがをした時、試合に出場できず、多くの人たちは僕がクラブの唯一の解決策だと考えていたが、そうではなかった」と話していた。(高橋智行通信員)