[ 2014年2月23日20時36分 ]男子4人乗り3回戦

 ゴールした(手前から)鈴木、黒岩、佐藤ら日本(共同)<ソチ五輪:ボブスレー>◇23日◇男子4人乗り

 今大会の日本勢の大トリを務めた鈴木寛(北野建設)、黒岩俊喜(仙台大)、佐藤真太郎(大東大講師)、宮崎久(大倉山藍田学舎)組が、3回の合計タイム2分49秒46で26位に終わり、上位20チームが進む4回戦に進めなかった。

 スタートでスピードに乗れず、中盤もソリが壁に何度か接触し、失速した。トップとは4秒25差。世界は限りなく遠かった。

 5度目の出場だった鈴木は、10年バンクーバー五輪後、第一線を退いていたが、後継者がなかなか育たず復帰。最後の五輪と位置づけ挑んだ。「チームの力は出せたと思う。今後は日本のボブスレー界をしょって立つ人を育てたい」と今後を後輩に託した。