最終種目の男子ストリートで池慧野巨(いけ・けやき、17=大阪・第一学院高)が31・1点で金メダルを獲得し、初めて結成された日本代表は全選手がメダルを手にした。

男子パークでは笹岡建介(19=PROSHOP BELLS)、女子パークでは四十住(よそずみ)さくら(16=和歌山・伊都中央高)が金メダル。女子の伊佐風椰(かや、17=神奈川・相模女大高)はパークとストリートでそれぞれ銀メダルをつかんだ。

金3個、銀2個の結果に西川隆監督(52)は「たくさんメダルを取って、よく頑張ってくれた。今後も国際大会では(代表活動を)続けていこうと思う。選手はその時その時で替わっても、その子たちにとっていい経験になる」。強豪は米国などアジア以外に集中。それでも新競技として採用された20年東京五輪に向け、4選手はドーピング検査、選手村での生活など貴重な経験を積むことができた。