SP4位の宇野昌磨(21=トヨタ自動車)がフリー197・36点の合計289・12点で逆転初優勝。同フリーの得点は、ルール改正後では羽生結弦の190・43点を上回る世界最高得点。田中刑事(24=倉敷芸術科学大大学院)はフリー167.61点、総合251.54点で7位。初出場の友野一希(20=同大)はフリー132.25点、206.41点で12位。

逆転初優勝を飾った宇野昌磨(AP)
逆転初優勝を飾った宇野昌磨(AP)
逆転初優勝を飾った宇野昌磨(AP)
逆転初優勝を飾った宇野昌磨(AP)

■宇野昌磨の話 うれしいというより何とかやりきった。全日本選手権からいろいろあったけど、あきらめないことが大事だと思った。


<総合成績>


順位選手合計SPFS
宇野昌磨289.1291.76197.36
金博洋273.5192.17181.34
ビンセント・ゾウ272.22100.18172.04
キーガン267.6188.18179.43
ジェイソン・ブラウン258.8986.57172.32
車俊煥255.8397.33158.50
田中刑事251.5483.93167.61
樋渡知樹236.7976.95159.84
ブレンダン・ケリー224.4476.81147.63
10ナム・グエン216.4979.55136.94
11ニコラ・ナドー209.6574.44135.21
12友野一希206.4174.16132.25
13アンドリュー・ドッズ191.4071.91119.49
14イ・ジュンヒョン188.1064.19123.91
15イ・シヒョン183.9856.03127.95
16張鶴179.8967.38112.51
17ドノバン・カリージョ174.7171.16103.54
18マイカ・タン174.5962.95111.64
19ミカー・カイ・リネット174.4457.45116.99
20イー・ジージエ174.1061.23112.87
21ハリソン・ウォン148.5456.2792.27
22レスリー・イプ146.6050.4096.20
23ニキータ・マンコ138.4051.1587.25
24マーク・ウェブスター126.4150.2476.17


宇野昌磨

<演技構成>

4F/4T/3Lo/FCSp/FCCoSp/ChSq/4T+2T/3A/3A+1Eu+3F/3S+3T/StSq/CCoSp

演技する宇野昌磨(AP)
演技する宇野昌磨(AP)
演技する宇野昌磨(AP)
演技する宇野昌磨(AP)

田中刑事

<演技構成>

4S/4S+2T/3A+3T/CSSp/StSq/3A/3F+1Eu+3S/3Lz/FCSp/3Lo/ChSq/CCoSp

演技する田中刑事(AP)
演技する田中刑事(AP)

友野一希

<演技構成>

4S+2T/4S/3A+1Eu+3S/FSSp/StSq/3Lo/3A+3T/3F/FCCoSp/3Lz/ChSq/CCoSp

演技する友野一希(AP)
演技する友野一希(AP)

<SP成績と滑走順>

<第1グループ>

・マーク・ウェブスター(28=オーストラリア)50.24

・ニキータ・マンコ(16=カザフスタン)51.15

・イ・シヒョン(18=韓国)56.03

・レスリー・イプ(23=香港)50.40

・ハリソン・ウォン(20=香港)56.27

・ミカー・カイ・リネット(17=タイ)57.45

<第2グループ>

・イ・ジュンヒョン(22=韓国)64.19

・イー・ジージエ(21=マレーシア)61.23

・アンドリュー・ドッズ(27=オーストラリア)71.91

・ドノバン・カリージョ(19=メキシコ)71.16

・張鶴(22=中国)67.38

・マイカ・タン(19=台湾)62.95

<第3グループ>

・ニコラ・ナドー(21=カナダ)74.44

・ブレンダン・ケリー(24=オーストラリア)76.81

・友野一希(20=同大)74.16

・樋渡知樹(19=米国)76.95

・ナム・グエン(20=カナダ)79.55

・田中刑事(24=倉敷芸術科学大大学院)83.93

<第4グループ>

・宇野昌磨(21=トヨタ自動車)91.76

・キーガン・メッシング(27=カナダ)88.18

・ジェイソン・ブラウン(24=米国)86.57

・ビンセント・ゾウ(18=米国)100.18

・車俊煥(17=韓国)97.33

・金博洋(21=中国)92.17


<4大陸選手権> 国際スケート連盟が主催する98~99年シーズンに創設された米、オセアニア、アジア、アフリカの4大陸の選手による大会。日本は過去、男子シングルで6度、女子シングルで12度の優勝を誇る。昨年の男子は宇野昌磨が銀メダル。女子は坂本花織が金メダル、三原舞依が銀メダル、宮原知子が銅メダルを獲得し表彰台を独占した。