「東京フロッグキングス」(北島康介GM)の萩野公介(26=ブリヂストン)が、日本人選手でチーム初の1位をゲットした。

得意の背泳ぎでトップに立つと、そのまま平泳ぎ-自由形でリードを保って1分53秒01でフィニッシュ。下位選手に大差をつけた際に発生するボーナスポイント1点もゲットし、1レースで10点をチームにもたらした。順位を確認すると、にやりと笑みを浮かべた。

出発前の日本短水路選手権では個人メドレー2冠を達成。前半から積極的に飛ばして「すがすがしいレースができた」と手応えをつかんでいた。久しぶりの海外大会で1位を手にして、復調傾向を見せた。

年内活動停止で不参加の瀬戸に代わってメンバー入りした18歳の本多灯(18=日大)も4位に入った。

ISLは世界各地の10チームが参加。競泳では珍しい団体戦を採用。各レースの順位ごとに得点が設定されており、チーム総得点で競い合う。