札幌山の手が女子3連覇を飾った。昨年の全国大会は2回戦で36分のスピード敗退。新チーム始動時から体育館に「あの36分を忘れるな」と張り出し、気持ちを高めてきた。

コロナ禍で全体練習自粛の間は少人数で、渡辺徹監督(56)と三角山、大倉山登山を敢行し下半身強化。中村早希(3年)は「バネがついてジャンプ力が2、3センチ上がった。鍛えた成果を全国でも発揮したい」と話した。