ジャンプ男子個人ラージヒルで小林陵侑(24=土屋ホーム)は着地で転倒し90・3点で34位だった。上位30人による2回目には進めず、個人での初のメダル獲得はならなかった。

雪が降り続き、風向きがめまぐるしく変わる難しい条件の中、117・5メートルを飛んだ。着地する斜面には雪が降り積もっており、右足を取られてバランスを崩して転倒した。直後には立ち上がって自力で歩行する姿があり、作山憲斗アシスタントコーチは「今のところは元気。特に体の異常はない」と話した。

ノーマルヒルでは12位。3度目の出場で狙った個人種目での初優勝、表彰台には届かない悔しい結果となった。

1回目4位だった佐藤幸椰は日本勢最高7位、佐藤慧一は13位、小林潤志郎(すべて雪印メグミルク)は32位だった。優勝は1回目首位だったクラフト(オーストリア)が逃げ切った。