世界2位の上地結衣(27=三井住友銀行)が連覇を逃した。東京パラリンピックで金メダルを争う女王デフロート(オランダ)に4-6、3-6のストレートで敗れた。

準決勝後、上地は「どれだけ、相手を焦らせられるか」が決勝のカギだと話していた。しかし、この日は、自分からのミスが多く、サーブでも7本のダブルフォールトを犯した。

これで4大大会で対デフロート7連敗。18年全仏決勝で破って以来、4大大会では勝ち星がない。東京パラリンピックまで、残りライバルと対戦できる回数も限られている。その中で、打開策を見つけることができるか。