世界王者の国枝慎吾(37=ユニクロ)が3年ぶりの優勝を逃した。同3位のアルフィー・ヒューエット(英国)に3-6、4-6のストレートで敗退した。

国枝は、相手の準備する時間を奪う速い展開のラリーを試すが、タイミングが合わず、勢いのない棒球となり相手に狙われた。サーブも押し込めず、相手のリターンの餌食になることが多かった。今大会、滑り出しが悪い試合が続き、この日も後手に回り、そのまま押し切られた。ヒューエットには、今年2月の全豪準決勝でも敗れていた。