Aシードの東福岡(福岡)が、67得点の快勝でベスト8進出を決めた。

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試合開始直後に目黒学院(東京第2)がモールから先制。東福岡は県予選から6試合目で初失点となったが、動揺はなかった。前半7分にロック舛尾緑(2年)が同点トライ。ゴールも決めて逆転した。前半終了間際には、高校日本代表候補のSO楢本幹志朗(3年)が敵陣ゴール前のラックから左サイドへ股下パスで展開。WTB遠藤亮真(3年)が走り抜けた。ラグビー日本代表のFB松島幸太朗(28=クレルモン)ばりの曲芸的なパス。楢本は「チームメートが取ってくれるだろうという信頼があったので、あのパスができました。試合では初めてです」と笑顔を見せた。

東福岡は後半も攻撃の手を緩めることなく、合計10トライの猛攻。8強入りを決めた。藤田雄一郎監督(49)は「ここから先はどこと当たっても決勝戦。あと3試合決勝をするつもりでやっていかないといけない」と気を引き締めた。目黒学院は優勝候補から2トライを奪う奮闘も、3回戦で敗退となった。

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