北見協会がチーム岩手を7-2で下し、初の本戦出場を決めた。

北見市常呂町出身のスキップ平田洸介(30)は、SC軽井沢クラブのリザーブとして18年平昌オリンピックを経験。18年7月に地元に戻り、自らが中心となってチームを結成した。個人としての日本選手権出場は、北見工大3年時以来2度目だが、自ら立ち上げたチームで出るのは初。結成5年目で大きな目標を果たし「大学で出たときは軽井沢開催。こうやって地元の日本選手権に出られてうれしい。応援してくれた人たちに恩返しできる」と喜んだ。

8エンド制の代表決定戦では、4エンドでスチールに成功し5-1と突き放し、5-2で迎えた6エンドに2点を追加した時点で、相手がギブアップした。快勝に「序盤は力が入ったが、みんなネガティブにならずにやれたのが良かった」。22日の初戦は岡山CAと対戦する。オリンピアンは「個人的にはまだまだ。ドローの精度を上げないと」。課題を修正し、高みを目指す。