26日にジュニア女子で優勝した張本美和(14=木下アカデミー)が、3年ぶりの優勝を狙う早田ひな(22=日本生命)に敗れた。

「相手の1つ1つの質がとても高く、ミスが出て負けてしまった」と唇をかんだ。

第1ゲーム(G)を落として迎えた第2Gは、10-4とリードしたものの、スマッシュを決めきれない。ジュースに持ち込まれると、そのまま12-14で奪われた。

第3Gは奪取したものの、その後も立て直すことができず、1-4で屈した。

24年パリオリンピック(五輪)の女子シングルス選考レースでトップを走る早田のレベルの高さを痛感。「ラリーの時の回転量が多くて、その対応できなかった」と悔しがった。

今大会は兄智和(IMG)と同じ14歳でジュニアを制したが「最後は負けてしまったので悔しくて、気分もよくないんですけど。最後は惜しい試合でもなかったですし、相手が上回っていたので、まだまだ足りない」と反省の言葉が続いた。

今後へ向けては「ラリーで(ボールを)台に入れて、なおかつ自分も攻められる卓球を強化できたらと思います」と見据えた。