卓球女子でオリンピック(五輪)3大会連続メダル獲得の石川佳純さん(30=全農)が18日、都内で引退会見を開いた。1日に自身のSNSを更新し、決断を伝えていたが、この日は自らの声で思いを届けた。
プロとして所属は全農だった経緯から、食事、農業に関する思いも聞かれた。
「私にとって食べることは選手時代もそうですし、体をつくる一番基本となるところだと思っています。海外遠征もたくさんありましたし、体調管理は自分自身の大きな課題。ケガをせず、体調のいい状態でコートに立つのはどれだけ大事か学んできた。全農さんのサポートで食に対する意識が高くなったし、海外では炊飯器でおにぎりを作ったりしてパワーを蓄えて試合に向かっていました」
感謝がこもった。全農では「石川佳純(かすみん)カレー」を販売するなど、ともに歩んできた。
農家の方へのメッセージも聞かれた。
「今まで本当にたくさんの応援をしていただき、ありがとうございました。日本のおいしい農畜産物をたくさんたべて、頑張ることができました。これからもおいしいご飯をたくさんたべて、パワーをもらって、卓球界に恩返しできるように頑張っていきたいと思います」
石川は7歳で競技を始め、14歳で日本代表入り。12年ロンドン五輪の女子団体で日本初の銀メダルをつかんだ。16年リオ五輪は再び団体で銅。21年の東京五輪は団体の銀メダルを手にした。


