卓球女子でオリンピック(五輪)で3大会連続メダル獲得の石川佳純さん(30=全農)が18日、都内で引退会見を開いた。
会見中には、12年ロンドン五輪でともに女子団体銀メダルをつかんだ平野早矢香さんが涙ぐみながら「3大会連続メダルは石川選手だけが成し遂げた偉業と感じている。リオから東京までの5年間、本当に苦しい選考レースでハードだったと思う」と質問する場面があった。
石川は「最初にロンドン五輪で平野早矢香さん、福原愛さんと戦わせてもらって取れたメダルで、背中を見て育ってきました」と感謝。そのうえで「素晴らしい後輩たちと戦って、追い抜く時はすごく楽しいけれど、追い抜かれる時は苦しい時もあって、難しい時間もあった。頑張ることをやめずに東京五輪の出場権を得られたのは、自分自身を少し褒められたらいいかなと思います。5年間がすごく貴重な時間だったなと思います」と振り返った。
さらに平野から「自分自身にどんな声をかけたいか」と尋ねられると「よく頑張ったかな? よく頑張れたかな?」と笑みをはじけさせた。
石川は幼少期に競技を始め、14歳で日本代表入り。12年ロンドン五輪女子団体で日本初の銀メダルをつかんだ。16年リオ五輪は再び団体で銅。21年の東京五輪は団体の銀メダルを手にした。


