静岡県U-12バスケットボール選手権(トヨタユナイテッド静岡カップ)の決勝トーナメントが26日、浜松アリーナで開催され、男女各8チームが優勝チームに与えられる全国切符(来年3月)を奪い合う。女子では、昨年3度目の決勝進出も準優勝(20●35有度一)に甘んじた芳川北ワイルドキャッツ(浜松、西部1位)が、悲願の初優勝を狙う。【倉橋徹也】
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エースで主将のSG加登蓮咲(れんさ、上島小6年)が得点を量産し、チームを全国に導く。今大会の西部決勝Tでは準々決勝と準決勝で各25点、決勝でも22点を稼ぎ、計72得点の活躍を見せた。県予選リーグも、初戦の第1クオーター(Q)と3Qでコートに立ち16点、2戦目はミニバスでフル出場となる2Q以外で24点を挙げ、計40得点で勝利に貢献した。外からのシュートとドライブを強みとする加登は「県優勝を目指したい」と力を込めた。
チームは「ワクワクが止まらない全員バスケと堅守速攻」をテーマに掲げる。攻撃的守備から素早い攻撃を目標に腕前を磨き、副主将のPG鈴木たみ(芳川小6年)は「守備からリバウンドや速攻を展開できたことで、ここまで勝ち上がれた」と胸を張った。今チームは公式戦(地区4年生大会など含む)を35連勝中。昨年12月の県リーグ戦(西部支部)を合わせると37連勝と勢いに乗っている。
初戦では相生飯田(浜松、西部5位)と対する。鈴木は、幼いころ一緒にプレーした相手の高身長(168センチ)選手の攻略を鍵に挙げ「試合ではライバル。負けたくない」と意気込んだ。県頂点に向け「チームの強みの速攻で点をどんどん取りたい」(鈴木)と続けると、加登は「一丸となって今年こそ優勝し、監督を全国に」と青写真を描いた。初代として指導31年目の山下悟志監督(64)は「2人を中心に、どの選手も良さがある。1つにまとまり、流れを守備から奪ってくれたら」と期待を寄せた。


