日本大(日大)が、違法薬物事件で昨年12月に廃部としたアメリカンフットボール部の廃止時期を「2月末」で学内決議したことが13日、分かった。複数の関係者によると、昨年12月15日の理事会で廃部を承認した後の手続きについて、今月9日の競技スポーツ運営委員会で協議され、時期が固まったという。酒井健夫学長の最終決裁を経てフェニックス(不死鳥=部の愛称)84年の歴史が正式に幕を閉じる。
競技スポーツ運営委では中村敏英監督、総監督、助監督、ヘッドコーチの解任も決議。一部コーチも、大麻使用の現場となった寮の監督不行き届きで辞任勧告を受けた。
3年生以下の「新たな受け皿」として発足する「新鋭アメフト部(仮)」の後任監督は「フェニックスOBかつ日大職員」に打診しているといい、指導陣の解任とともに水面下で手続きを進めている。暫定的な起用として、後に公募する可能性も模索されているようだ。
また、大学本部の幹部級が関東学生連盟を5日に訪れ、経緯説明していたことも判明。完全に部が刷新されれば3部の準加盟から再出発することになるが、日大側は「学生に不利益を生じさせない」「競技レベルの違いによる危険性」などを理由に1部下位BIG8からの復活を希望しているとみられる。ただ、関東学連に対しては正式な要請はないといい、今後どう進展するか不透明な状況となっている。


