卓球の全日本選手権(22~28日、東京体育館)女子シングルスで2年連続3度目の優勝を目指す早田ひな(23=日本生命)が、26日の初戦(4回戦)からフル回転する。

24日は会場で記者会見に出席。カラフルなデザインのウエアを身にまとい「やっぱり『全日本は全日本だな』と感じました。朝から練習に来ても、独特の緊張感がある。連覇が懸かり、パリ五輪前でいろいろなプレッシャーが懸かっているけれど、自分自身で、1人ではねのけていかないと五輪金メダルには程遠い。大舞台ではねのけられるように、1戦1戦頑張っていきたいです」と力を込めた。

今大会は約2年にわたって続いたパリ五輪シングルス選考レースの最終戦。早田は選考ポイント(23年12月25日発表)で790・5点を積み上げ、2番手の平野美宇(木下グループ)に304・5点の大差をつけている。今大会優勝者が得られるのは120点。1枚目の切符獲得はすでに決定的で、8強で五輪団体戦出場枠(シングルス2枠含む)獲得となる世界選手権団体戦(2月、釜山)にエースとして臨む立場にある。

前回大会は女子シングルス、女子ダブルス、混合ダブルスの3冠に輝いたが、今回はシングルスに絞っての出場となる。2日後に控える初戦に向けて「1試合目の1本目から五輪で戦っている自分をイメージして、試合に臨みたい。日本女子のレベルは高い。どの試合も厳しい戦いになるけれど、最後まで自分ができること、やってきたこと、練習してきたことを出して、優勝できるように頑張りたいと思います」と静かに闘志を燃やした。【松本航】