法政大(法大)アメリカンフットボール部に大麻使用の疑いが浮上し、部員3人から陽性と疑われる反応が出ていたことが20日、分かった。今月上旬に情報を把握した部の指導者が、大学側へ報告。ドーピング、薬物について調べられるアスリート用の簡易キットを使って部員107人を17日に検査したところ「複数名」(法大広報課)から陽性反応があったという。

2日後の19日、大学側が聴取の中で本人へ結果を通知。関係者によると、大学職員とともに3人が警視庁麹町署へ赴き、尿検査を受けたところ、全員陰性だった。翌20日にも、簡易検査で陰性だった部員たちに聴取。組織的な行為は認められなかった、と認識した。

うち1人は大学側の聴取に「合法なものを使った」と、違法ではないとみられる薬物に触れたことを明かしたものの、最終的に陰性で所持もなかったため、警視庁の判断でそのまま帰宅した。

大学側は、相談した警察機関による陰性結果を尊重し、部や選手に活動停止などの処分は科さない方針。現在はオフのため、学内の手続き等が済み次第、今季の活動を開始する。

オレンジの愛称で活動する法大は、昨年末の甲子園ボウルにも関東代表として出場するなど、学生トップクラスの強豪として知られる。

同じ関東学生連盟の日本大(日大)は、複数の逮捕者が出るなど刑事事件に発展したため、先月15日付で廃止(廃部)に。今月15日には連盟からの退社(退会)も発表された。