第27回全国高校少林寺拳法選抜大会(22日開幕、香川)に静岡県代表として科学技術高(静岡市葵区)から同校過去最多11選手が出場する。昨年11月の県新人(県予選)で上位入賞し、出場権を獲得。部員らは全国舞台に備え、礼から基本的な動きや技、息を合わせることなどに磨きをかけてきた。主将の松崎弘成(2年)は「まだ実力不足のところもあるけど、出せる力を全力で出したい」と全員の思いを代弁した。
部では創部以来、16年連続で毎年1人以上が全国に挑戦してきた。本年度は当初、2人以下の演武で史上最多7部員が全国切符をゲット。だが昨年12月、県準優勝で全国を逃した団体が、優勝校の辞退で繰り上げ当選。一気に4人増となった。団体の全国は県初優勝の2019年度以来、4年ぶり2度目。前回の全国は新型コロナ中止となり、実質今回が初出場となる。
松崎によると、特に1年男子に上位入賞の期待がかかるという。これには渡部壮大(2年)も「とても成長している」とうなずいた。同女子2選手についても「迫力ある演武になっている」と松崎。上級生らは下級生の演武の見直しと詰めをはかった。全国のレベルが高いという団体でも好成績を収めるため、技の流れを体に覚えさせ、突きや蹴りの完成度を上げてきた。
競技では、団体(6人)と、自由または規定の組演武(2人)で1分半~2分、同・単独演武で1分~1分半、技のキレや正確さなどを競い合う。唯一全国を経験している男子自由単独演武の川鍋悠斗(2年)は「2年連続出場なので、舞台慣れしていることをアドバンテージとしたい」と仲間の手本となる意欲を示した。【倉橋徹也】


