昨年11月のグランプリ(GP)シリーズNHK杯5位の青木祐奈(22=MFアカデミー)が、68・54点で首位発進した。

3回転ルッツ-回転ループの高難度の連続ジャンプから3つのジャンプをそろえ、「大きなミスなく滑りきることができた」と笑顔。ホームリンクで試合をするのは初めてで「独特の緊張感があった」が、その中でも冷静さを失わずに滑りきり「自信を持って試合に臨めている」と手応えを得た。

今春に日大を卒業。ぎりぎりまで進退を悩みながらも現役続行を決めた。その決断を「自分の中では当たり前のことではなかった」と振り返り、「1日1日を大切にして1年間過ごすことが目標」と言葉に覚悟を込めた。

卒業を機にリンクの近くで1人暮らしを始めた。「それまで2時間くらいかかっていたのがホントに短くなった」と、普段の生活リズムが安定。「練習に集中できていることが大きい」と好調につなげており、今月13日のサマーカップでは優勝を果たすなど結果もついてきている。

不退転の決意で臨む24-25年シーズン。「(成長を)自分の中でも実感しているので、これからも続けていきたい」と力を込めた。【勝部晃多】