昨季世界選手権初出場を果たした三浦佳生(19=オリエンタルバイオ/明治大)が、悔しさをあらわにした。

フリー151・04点の合計240・61点で2位。「調整の最終段階」と臨んだ今大会だったが、フリーでジャンプにミスが重なった。「言えることはない。調子も良かったし、その中でこの演技はありえない。自分の実力のなさを感じて言い訳はできない」と、自身への憤りを隠さなかった。

失敗が頻出した要因についても「それが今わかってなくて怖い。何かを変えないと本当に痛い目に遭う。どうにか理由を解明したい」と、危機感をあらわにした。

今月中旬にイタリアで行われたロンバルディア杯の直前に、古傷の左足の痛みが再発。同大会ではショートプログラム(SP)、フリーともに全力を尽くすことはできなかった。それでも入念なケアで「重症化するリスクはない。心配ご無用」と、佐藤駿(エームサービス/明大)や島田高志郎(木下グループ)らレベルの高い選手たちが集う東京選手権で一段階ギアを上げて臨んだ。SPは納得のでき。前戦では納得のいかなかった演技構成点(PCS)も、「すごく満足」と話していた。「どんどん結果を出していきたいという中で、グランプリにつながるいいステップ」と、評していただけに思わぬ苦戦となった。

今後は、10月18日に開幕するグランプリ(GP)シリーズ初戦のスケートアメリカに出場予定。「この1カ月弱を一生懸命やっていく」。26年ミラノ・コルティナダンベッツォオリンピック(五輪)を見据えた今季。三浦の“本番”はこれからだ。