【プラハ=藤塚大輔】愛称「ゆなすみ」こと長岡柚奈(ゆな、20)森口澄士(すみただ、24)組(木下アカデミー)が4位入賞を収めた。
フリー3位となる自己ベストの139・58点。5位だったショートプログラム(SP)に続いて好演し、自己新の合計209・13点をたたき出した。メダル獲得には6・96点届かなかったが、大きな成長を示した。森口は「2人で頑張ってきたので、それが報われる演技ができて良かった。すごく光栄な気持ちとうれしい気持ちでいっぱいです」とかみしめ、長岡は「心から楽しんで滑れたフリーだった」とほほ笑んだ。
2人横並びの3回転ループ-ダブルアクセル-ダブルアクセルの3連続、3回転トーループをともに成功。長岡が森口に投げられながら跳ぶスロー3回転ループ、スロー3回転サルコーもともに降りた。武器のリフトではスピード感のある動きで観衆を沸かせた。
結成3季目の若手ペア。初出場だった昨季の世界選手権は22位でフリー進出を逃したが、9月の最終予選でミラノ五輪の出場枠をつかんだ。世界トップが集うGPシリーズで2戦連続4位に入ると、全日本選手権で2年ぶりに優勝。今年1月の4大陸選手権では銅メダルをつかんだ。
2月のミラノ・コルティナオリンピック(五輪)では最下位の19位に沈んだが、今季最終戦となる大舞台で大躍進を見せた。
今大会は翌27年世界選手権の日本の出場枠もかかっており、10位以内に入ったため、2枠を獲得。ミラノ五輪金メダルの「りくりゅう」こと三浦璃来、木原龍一組が出場を辞退する中、大きな存在感を示した。


