湘南台ジュニア・板橋遥斗の強力アタック

湘南台ジュニアバレーボールスポーツ少年団と平塚金田が決勝・予選共に激戦を繰り広げ、湘南台ジュニアが25-23で初優勝した。

果敢に守り抜く平塚金田・山田和季

予選では湘南台ジュニアのキャプテン板橋が7連続得点し、チームを勢いづけた。試合中盤からは平塚金田が猛攻、諦めず食らいつく姿勢を見せる。平塚金田のキャプテン山田は「自分のできることを出そう」とメンバーに絶えず前向きな声を掛けた。予選は21-20と接戦を湘南台ジュニアが制した。

両チームは決勝で再度激突、予選リーグ同様の熾烈(しれつ)な戦いとなった。互いにキャプテンを中心とした攻防を繰り広げ、板橋が打ったスパイクを山田が拾い、山田の打ったスパイクを板橋が上げ攻撃につなぐ、粘り強いラリーを繰り広げた。

板橋は「山田選手が決めたら自分も決める」とライバル心をむき出しにしたが、試合後は互いに笑顔でたたえ合った。