北京五輪でメダルを逃した野球の日本代表監督、星野仙一氏(61)は9日夜、テレビ番組に出演し、来年3月に開催されるワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の日本代表監督について「これだけみんなの期待を裏切った男がやるなんて言えない。要請されていないのに、仮の話には答えられない」と明言を避けた。

 8日付の自らのホームページ(HP)でWBCの監督就任を要請されても引き受けないともとれるコメントを掲載したが「HPを見てメディアがどう感じたのか。私をたたけば売れるらしい。日本はいじめ国家になっている」と不満を漏らした。一方で「期待に応えられなかったのだからバッシングは当然。それに耐えるのも野球かな。たたかれて耐えることが正義だと思っています」とも話した。

 星野氏は自らのHPで五輪での采配に批判が集まっていることに「こんな世論やメディアの中でやったとしても決して盛り上がらない」「火だるまになっているおれが、何でまた“火中のクリ”を拾うようなことをするのか」などと述べた。

 WBC監督については、日本プロ野球組織(NPB)が加藤良三コミッショナーを中心に、有識者や球界関係者に意見を聞いた上で「可及的速やかに」人選を進める方針を決めている。