今季限りでの退団を発表してシーズンに臨んでいるロッテのバレンタイン監督の去就が、米国でも注目されている。メッツの指揮官として2000年のワールドシリーズ出場を果たした59歳の存在感は米球界で今も薄れていない。
米誌スポーツ・イラストレーテッドは15日付の電子版で、ナショナルズが来季監督候補の1人にバレンタイン監督を挙げていると報じた。再建を図る若いチームには挑戦心旺盛な同監督が適任で、広報や観客動員の面からも利点があるだろうと説明している。
FOXテレビも電子版で、大リーグ復帰を推測。メッツのミナヤ・ゼネラルマネジャー(GM)との良好な関係からも古巣復帰はあり得るとし、ヤンキースやドジャースの次期監督候補に挙がる可能性にも触れている。
メッツをワールドシリーズに導いた手腕は日本でも発揮され、05年にはロッテを日本一に導いた。ただFOXテレビはバレンタイン監督の絶大なカリスマ性を認めながら、最終的に球団と衝突する傾向も指摘した。メッツでは当時のフィリップスGMと関係が悪化。ロッテ退団の背景には高年俸に加え、独自に試みた外国人選手獲得が越権行為と判断されたこともあると伝えた。
AP通信などは、ロッテ残留を求めるファンから10万人分以上の署名が集まったことなど、日本での根強い人気も伝えている。
[2009年6月16日10時54分]ソーシャルブックマーク



